【坐骨神経痛、明日までに治したい!】
3週間前に電子レンジを持ち上げた際に腰を痛めた30代女性。
病院、鍼灸整骨院など、色々と治療を試したものの治らず、ついには「坐骨神経痛」を併発してしまい、知人の紹介で、当研究室に来られました。
足を引きづり、身体を左右に大きく揺らしながらの歩行で、いかにも腰や足が痛そうです。
「先生、明日までに治りますか?」
「明日?!ですか。何かあるのですか?」
「旅行に行く予定があって…」
坐骨神経痛の治療は、私の得意分野の一つ(なぜなら自身が過去に坐骨神経を患った故)で、加えて「明日からの旅行」を楽しく過ごして欲しいとの願いもあり、いつも以上に気合十分で治療開始。
鍼灸療法と頚椎(←腰ではなく首です)の矯正を行い、治療終了。
ベットから起き上がり立ち上がった患者さんの第一声。
「あれっ?痛くない」
確認の為、少し歩行してもらいましたが、先ほどとは別人のような歩き方です。
「これで旅行は大丈夫です!」と喜んでお帰りになりました。