【薬が効かない蕁麻疹】
40代、女性の歯科衛生士さん。
主訴は「蕁麻疹」です。皮膚科に通院中。
何度薬を変えても蕁麻疹がひかず、見た目も気になるので、外出は控え気味に。
仕事には、仕方なく行っているとのこと。
現在、薬は四種類。服用が長くなってきたので、心配だという。
わざわざ診るまでもなく、首から腕まで、発疹が所狭しと見えます。
背中から腰も同じ状態でした。
職場での人間関係も良好で、あまりストレスは感じていないとのこと。
お通じも良く、冷え症もない。
食事について尋ねると「腸のためにヨーグルトを食べています。ワインとチーズが大好き」だという。
「肝」が弱ってる際の鍼灸療法に加え、自律神経の調整も兼ねて、頚椎を矯正。
初回は、あっさりと治療を終えて、指導管理で「乳製品とアルコールを控えるように」とアドバイスをした。
患「でも先生、乳製品のアレルギー反応はないと皮膚科で言われましたけど…」
村「皮膚科で治らないから私の所に来たんですよね。とりあえず試してみませんか?」
と念をおして、次回の予約を入れました。
そして一週間後、、、
所狭しとあった発疹は、20%程度まで減っていました。
本人も嬉しそうです。
「自律神経の調整」もありますが、「乳製品とアルコールを控えた」ことが、功を奏したのでは?と考えています。