【40年間苦しんだ首の不調】
大学時代のラグビーで、首を負傷してから40年間。
不調で苦しんでいるという60代男性。
見た目も若く、声も大きい。
ハツラツとしていて、一見とても元気に見えます。
ところが、ご本人は「不定愁訴多数」で、苦しんでいるとのことでした。
様々な治療を試してみたそうですが、「一時的に良くなるものの長続きはしない」状況が続いていました。
人づてに「首が悪いなら行ってみては」と言われ、当研究室に来られました。
ラグビー、アメフト、サッカーなど、他の選手と強くぶつかり合うスポーツの経験者は、首の歪みが通常のそれとは様子が異なります。
教科書通りのバランスの崩れではなく、日常生活動作による歪みに比べて、歪みの度合いも激しいのが特徴です。
こちらの患者さんの場合は、合計4箇所の頚椎のズレを治すことになりました。
術後「首がゴリゴリ鳴らなくなった。すごい爽快感です」とのこと。
「もう首の不調は、一生このままだと諦めていたが、来て良かった」
と治療家冥利に尽きる一言をいただきました。